湯本沙友里です。子どものころから動物と自然が大好きだったので、大人になったらアフリカに行って野生動物を見たいと思っていました。小学生の時に環境問題の勉強をしたときに、自然が壊されたり、動物たちが売るために捕まえられたりして地球から絶めつしていることを知り、悲しい気持ちになりました。どうしたら助けられるだろうと考え始めたきっかけでした。

また、世界には、やりたいことや将来の夢があっても、いろんな理由で勉強したり挑戦したりすることが難しい子どもたちがいることを知りました。家族と一緒に住むことができず、外でひとりぼっちで眠らなければいけない子どもたちや、生きるためにやりたくない悪いことをしなければいけない子どもたちがいることを知って、力になりたいと思うようになりました。

わたしも10代の時につらいことが重なって、勉強することや夢を持つことをあきらめていたときがありましたが、すてきな大人の人たちに助けられながら、様々な仕事を経験するなかで学んで、アフリカに行く夢をかなえることができました。今はウェブデザインの仕事で起業をして、「声なき者の友」の輪のスタッフもしながら、アフリカのエチオピアの子どもたちのサポートをしています。日本とエチオピアの子どもたちが仲良くなって、自分たちの力を信じて助け合いながら、新しい未来をつくってくれることを想像するとワクワクします。

夢をあきらめないことや、努力し続けていいことを、わたしに教えて助けてくれた大人たちのようになることが、こらからのわたしの目標です。