ウクライナ・キーウにおける支援活動

FVIの現地パートナー団体・KJMCがキーウで支援活動をしています。

FVIの現地パートナー団体KJMCがキーフで支援活動をしています。

ウクライナ・キーウにおける支援活動

FVIの現地パートナー団体・KJMCがキーウで支援活動をしています。

島第一原発が事故を起こして以来FVIの私たちが親しい関係を築いてきたのがキーウ・メシアニック・ジュー集会(以下KMJC:非ユダヤ人とユダヤ人が共に集うキリスト者の集会)のボリス牧師(ラビ)です。武力侵攻の早い収束を祈り、人々を支える方策を検討し、キーウに留まらざるを得ない孤独や恐れ、不安を抱えている人々のために集会事務所の地下室を開放してきました。そこを訪問した近所に暮らす男性と家族の言葉が紹介されていました。

「夜もミサイルやサイレンの音で眠れないし、不安でいっぱいです。なのに、どうしてここは平安に包まれているのでしょう」。
「悪の力より偉大なお方を信頼して祈り、今できることをしているだけですよ」とメンバーが答えると、その人はほっとして「ここにしばらくいてもいいですか」と言ったそうです。
メンバーは家族の話を伺い、飲み物や食事を提供し、平安と守りを祈りました。


ボリス牧師(写真左とFVIカタリスト)

ーウでやるべきことがあると感じた人たちが、「愛の種」を蒔こうと隣人の心と体の必要に応え始め、シェルターの役割を果たせる賃貸のアパートやメンバーの住居を解放し、人々の話を聞き、祈り、一緒に食事をする場を提供する働きが進んでいます。


FVIは、このような働きを進めているボリス牧師たちに寄り添う支援協力をこれから継続します。彼らの命と働きが守られるようにお祈りください。そして、彼らの隣人を支える「愛の種まきの働き」への協力を、どうぞよろしくお願いいたします。


現地におけるこれまでの取組み

●これまでに病院、老人施設、困窮する家庭に500以上の救援物資を届けました。
●私たちの教会の援助を通して、690人の子ども、400人の女性たちが国外に避難し新しい住まいを見つけることができました。
●オンライン祈り会では不安のなか、人々が励まし合っています。
●多くの人々が教会に救いを求め、キリストに出会い、慰めを得ています。
●戦禍にあっても毎週のシャバット(安息日)には聖書から人々が励ましを受けています。
(KJMCの公式ホームページより)

この働きに献金・募金をもってご支援下さりたい方は、以下の方法でご送金ください。

~献金の送り先~

ご支援くださる方は、通信欄に「ウクライナ支援」と明記のうえご送金ください。 集まった献金はKMJCの隣人愛の実践のために用いられます。

ゆうちょ振替口座 口座番号:00180-0-300201 名義:FVI 新型コロナ指定

ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行の口座もご利用いただけますが、郵便振替以外でお振り込みの場合、払い込み者名義が「文字制限付きのカタカナ」で表示されるのみで、ご寄付下さった方および「ウクライナ支援」の使途を特定できないという事情から、事前お問い合わせの形を取っています。ご不便をおかけしますが、ご理解いただけますと幸いです。お問い合わせは以下のメールアドレスからご一報ください。
●「声なき者の友」の輪  事務局  email: info@karashi.net 

 

ゆうちょ振替口座 口座番号:00180-0-300201 名義:FVI 新型コロナ指定

2023年1月

ウクライナ中部
2014年から備えられていた「イエス様は市長!」の歩み

昨年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻のなかで、「声なき者の友」の輪では、日本の多くの皆さまと共にキーウの現地パートナー、KJMCを通して、ウクライナ国内の被災者、避難民の方々を支援してきました。
 10か月を越えて長期化するロシアとの戦争中に年が明けた2023年の始め、キーウのKJMCでは精神的に疲弊を覚え、魂も耐え続けている人々のためにリトリート(造り主に集中する時間)を開催しました。

ユーリ牧師の証し

今日、私がお伝えしたいことは、神がウクライナで驚くべきことを行い、この地の人々をどれほど愛しているかを経験させてくださっているということです。ウクライナ全土でロシアからのミサイル攻撃が続いていますが、私が暮らすC市はそれなりの規模の町ですが、昨年から今まで一発もミサイルが着弾していないという事実です。私たちキリスト者は、一般市民の皆さんと共にこの驚くべき神の守りを経験しています。なぜ、このような不思議な守りが備えられたのでしょうか。

 まず、聖書の神を知り、従うと決断している民がへりくだって祈り、神の顔を求め、悪から立ち帰らなければならないと言われたのです。天で聞いておられる神に祈ることに幼いころから親しんできましたけれど、この市のすべての神の民、教会が祈りを合わせることは可能なのだろうか、と戸惑いました。それも、次の日の日曜日の夕方に町の広場で行うように、とはっきりと示されたのです。一体、誰がいますぐ、この話を受け入れてくれるだろうかと思いました。躊躇しながらも、一人の知り合いの牧師に電話をかけました。すると、彼は「できる限りの牧師に今から私は電話で説明をするから、あなたも連絡を取ってみて。」と言われました。それで、できる限り連絡を取りました。2014年のことです。ロシアの東部侵攻を人々はいろいろな思いで受け止めている時期でした。その電話に、積極的な返答をしてくださった方もいれば、曖昧な返事をするかたもいました。


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翌日の夕方、私は10数人の牧師が集まっていれば祈るには十分という思いで、30分ほど前に広場に行きました。すると100人ほどの人が集まっていました。この人たちは何しにきたのだろうと思っていると、人がどんどんと増え、開始時刻にはなんと2千人近くに膨れ上がり、広場はいっぱいになったのです。その日は、とても寒い雪が舞う日でした。私たちはそこで1時間半、祈ったのです!集まった人々は膝をついて大声で主を求め、罪の赦しを求め、地を癒してくださるように祈りをささげ続けました。1時間半の間、一人もその場を離れなかったと思います。私たちは、神がウクライナを清めてくださるように、霊的に腐敗していたものを清めてくださるように呻きの祈りをしたのです。

この祈りの集会が終わり、役目を終えたとホッとしていると一人の人が近づいてきました。「とても大切な祈りを町中の主の民と祈ることができて、神がとても喜んでおられると感じました。ところで、次はいつ開催するのですか。」と質問されました。まごまごしながら、「来月、またやりましょうか。」というと、その人は「この緊急事態にそんな悠長なことを言っている場合じゃない。来週また、やりましょう。」その人の熱心さに押し切られ、以来、毎週日曜日夕方に集まって祈るようになりました。
 2022年2月まで8年間ずっと、C市のすべての教会の方々と祈り続けてきたのです。全面戦争になった今も続いています。いつも千人以上の人が集まるので、特別に許可を取っていたわけではないのですが、広場を管轄する市の行政はその時間に他のイベントを入れないようにしてくれたのです。


「目に見えない世界」での戦いは、
人と全てのものを生かそうとされる聖書の神への祈りだけ

これが、C市にミサイルが一つも着弾していない理由だと確信します。目に見えない世界で、人や美しい世界を破壊しようとする悪との戦いがあるのです。私たち聖書の神を信じる者は、地域社会・町や市内に暮らす神の民と共に、今までの自己中心の行動を認め、へりくだって天の神の顔を求め、赦しを請い、地の癒しを熱心に祈り求める必要があるのです。
 神は、ウクライナに暮らす聖書の神を信じるすべての民に語られています。これは「目に見えない世界」での戦いでもあるのだと。この戦いに有効なのは、人とすべてのものを生かそうとされる聖書の神への祈りだけです。

私は、町の広場でC市の人々が守られるように毎日、祈り続けています。ですから、ミサイル防御シェルターには行きません。近所の人は最初、驚きましたが、ミサイルが着弾しない事実に祈りの真実さを感じ始めたようです。私は、町とウクライナ全土のために祈っています。神は真実で、全うに生きようとする人々を守ってくださると信じています。このように祈ることで、まだ聖書の神を知らない方々の間で神の名が崇められるようになると信じています。

祈りだけではなく、私たちの教会では、昨年の全面戦争以前から町の路上にいるホームレスの方々に支援をしてきました。ですから、戦争が拡大して、東部と南部から多くの避難民が来た時、私たちはすぐに拡大支援を始めることができました。また、不思議なように、避難民の数が増えても、祈りに応えてその人たちの必要を満たすものが与えられてきました。 このようなことが積み重なり、C市の人々や支援されてきた避難民の方々の間で、多くの人たちが聖書の言葉を知りたいとたくさんの小グループでの学び会が始まりました。

 また、私たちの市の周辺に防衛のためのウクライナ軍兵士たちが来ています。あるとき、彼らのところに出かけ、「聖書の神に祈ることであなたたちが守られるように、一緒に祈りたい」と申し入れました。すると兵たちから「21世紀の戦争中に、祈って助かるなんてあり得るか」と、冷淡な返事が戻ってきました。彼らは祈りの姿勢を取らなかったのですが、祈りを聞いていました。祈って解散した少し後に、ロケット弾が飛んできて彼らの真ん中に落ちたのです!けれども、爆発しませんでした。不発だったのです!この状況に、そこにいた兵士たちは祈りを聞いておられる神はおられると感じざるを得なかったようでした。
私は今神から「自分の住む市のために祈るように。自分が暮らす国の回復ために祈れ!」と毎日、言われています。


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「いろいろな教派の人たちと共に祈ることは、可能ですか。」という質問に対して、ユーリ師の応答
「C市では正教会、カトリックからあらゆるプロテスタントの教会が集まってお互いに尊敬しあいながら祈っています。その互いの尊敬は真実だと言えます。
今、私たちが共に祈っている祈りは『ウクライナを世界であなたの栄光を表すために用いてください。』
『ウクライナ人や兵士たちの間で、あなたを知りたいと思いがさらに深まりますように。前線の兵士たちがあなたのみ業を体験し、あなたの証し人となるように。』と祈っています。」

2022年11月下旬

11月半ばになり、事態が思いがけない方向に急展開していくものが「戦争」なのだと痛感しています。連日ニュースで伝えられているように、厳寒の冬に市民を震え上がらせるため、ロシア軍がウクライナ全土のエネルギー・インフラ施設へミサイル攻撃を仕掛けて破壊し、暖房、水道などの使用が非常に厳しい事態を作り出しています。あらゆる手段を尽くして自軍側が有利になるようにするためでしょう。
 寒さが一段と厳しくなり、発電機を使っても温度が10度にしかならない室内で、11月最後のKJMCの安息日礼拝(同時配信あり)が捧げられ、ボリス師が会衆に語りかける姿がありました。「私たちは、2年前のコロナの時、どれほどの混乱を経験しただろうか。本当に大変だった。けれども、コロナのもがきはロシアの侵攻によって今年2月に幕切れになった。それまでの2年間、コロナ対応を試行錯誤したおかげで私たちは多くのことを学んだ。結局、私たちは共同体として、コロナのおかげで様々な点で強められたのだ。」

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ひと呼吸をおいて、ボリス師は続けました。「だとしたら、この忌まわしく見える戦争が終わったとき、私たちはどれほどの思ってもみなかった良いことを数え上げて感謝することになることだろう。私はそのことを確信している!」
 寒さで震え、縮こまる人々の視野を高く広くしようと、ボリス師はまずコロナからの出来事と学んだことを振り返り、ロシアによる戦争につなげました。「この破壊が続く意味は判らないけれど、聖書の神はこの戦争を決して無駄にはなさらないと信じる。」
そして、すでに始まっている良いことを列挙し始めました。今までありえなかった、ウクライナ国籍の人たちがEU諸国に自由に行き来する特別許可と雇用の機会を提供されたこと。また、世界中から届けられた支援金で、ウクライナ国中の数万人の人々に援助物資を届けることができ、神の守りと恵みを祈ることができたたこと。その中には、心を開いた人々が少なからずいることにも言及しました。

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「苦難のなかで蒔かれた『からし種』は、確実に成長していくという聖書の約束を見させてもらおうではないか。戦争は必ず、終わる。この戦争が終わったときにやって来る新たな希望の風景を思い描こう。」

私たち人間は、目の前に見える暗いことに囚われて、心がどんどん委縮してしまうものです。けれども、まだ見ていない未来がどれほどのものかを心の目で見ることができるとき、魂に新たな力を与えられる存在なのです。その確信をもって歩もうとするKJMCの皆さまを日本から祈り、応援し続けたいと思います。
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2022年9月初め

歯科医療支援活動

KJMCでは以前はロシア軍に占拠され、今は解放された地域で、6月後半から秋まで歯科診療支援活動を行っています。ボランティアで活動する歯科医師が地域を訪問し、診療が受けられなくて困っていた人々に無料歯科治療を行いました。移動診療車を使い、避難できないでいる前線近くに住む人々に診断と治療をしていました。

防衛に直接関わる兵士たちの必要に応えるチャプレン活動

KJMCでは、夏の間に200人以上の有志にチャプレンの訓練を受けてもらい、前線で活動する兵士たちを物心両面で支援する活動を展開してきました。訓練後、食料や医療品を配布しつつ、何よりも、日々生きるか死ぬかの極限の状況に直面しながら防衛に取り組む兵士たちに、「神の言葉」と神が守ってくださるように祈りを届ける働きです。

 不条理としか思えない理由で軍事的侵攻を受けた側は、自国民を守り、領土を回復するための防衛軍の必然性を痛感した日々を過ごしています。武力活動になるため、当然、命がけです。志願した兵士にとっては、今日、命があるかどうか判らない極限の歩みが続きます。市民や町の防衛のために防衛組織に加わる多くの人々は、かけがえのない自分のいのち、家族、友人、故郷、母国について「なぜ、自分が参戦しているのか」を交代の休息時間に思い巡らすことも多いでしょう。 多くのウクライナの人々にとって不条理と思える戦争に防衛のため参戦した人々に、食料を配布し、神の言葉と祈りを届けることで一人一人のいのちの貴さに寄り添うチャプレンの働き。 訪問した小部隊のなかには、不思議としか思えない導きで部隊を移動させたために、敵の攻撃を免れたことを伝えられたという、チャプレン・グループの証しもKJMCの礼拝でされていました。 この戦争でチャプレンに召された人々の祈りと大胆な歩みから思わされることは、不条理な攻撃に対して防衛する側の兵士たちのいのちを貴び、寄り添うとはどういうことなのかということです。

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2022年5月10日現在

KJMCから数名のボランティアは、ロシアの支配によって苦しんだキーウ州を続けて訪問しています。5月6日にはホスト―メリに100の食料セットを届けました。いくつかの理由により、この町にはそんなに多くのボランティアが訪問をもうしていません。しかし、食料や温かい食事、常用薬は圧倒的に不足しています。当然ながら建物の改修工事の助けも必要ではありますが、最も重要な必要は、誰か彼らの話を聞いてくれる人の存在です。
 どのような訪問になったかは私たちの写真とレポートをご覧ください。
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2022年4月19日現在

現地パートナー団体・KJMC、ウクライナ国内避難民・避難所開設準備中

地パートナー団体KJMCでは、攻撃が激しい東部地域からの避難民の中・長期での滞在施設の必要に応えることを検討してきました。西部の都市リビウ、スロバキア国境沿いの町ウジホロド、首都キーウの3か所で4月半ばから国内避難民の避難所を開設する準備を始めたことが伝えられました。
すでに西部のリビウでは、建物を借り上げ、準備が整ってきています。

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これまで支援物資を配布した地域名

2022年4月12日現在

KJMCから数名のボランティアがキーウ州にあるブチャ市を訪れました。この街はほぼ1カ月間ロシア軍に支配された故に、不運にも世界的に知られるようになりました。今住人は食料や服や身の回りの物だけでなく、暗闇の後に差し込む神の光と人の温もりを必要としています。ブチャの様子を映した以下の写真一枚には千の言葉の価値があります。ご覧ください。
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支援金送金状況とKJMCからの報告メール

2022年4月15日 10,000USD/1,235,610円を送金しました。 ウクライナの危機に対するご支援を感謝します。

  1. 支援概要