愛の行動3ステップ

愛の行動を実践して「愛の種まき」を続けよう!

愛の行動の実践

「愛の行動の3ステップ」とは、「1週間にひとつ、自分の周りにいる人々の必要を見つけ、その必要に応答するための具体的行動を計画し、それを実行する。」ことです。 無限にある愛する方法の中のひとつとして、ぜひ覚えて実践してみて下さい。 「からし種エイジェント」は、この「愛の行動」による小さな愛の種まきを続けていくことで、砂漠のような社会を森に変革することに貢献し、FVIの活動の最も重要な部分を担ってくださる方々です。 エイジェント登録をしていない方でもご自由に参考にしていただき、自分の周りの人々に実践してみてください。きっと素晴らしいことが起こるはずです。

私たちが暮らす傷ついた社会には必要があふれています。私たちは必要に囲まれて生活している、と行っても過言ではありません。孤独な友人がいるかもしれません。駅前にホームレスの方がいるかもしれません。海外には明日食べるものがない方々がいらっしゃいます。最も身近な家族や職場の人も、さみしさや失望に打ちひしがれている、そのような社会に私たちは暮らしているのではないでしょうか。

無数にある必要の中、この必要に応答するべきだと強く促しを感じるような必要が何かを、静まり、心に手を当てて考えてみましょう。「祈る」心を持って感じ取りましょう。そして大きな必要の小さな一部を必要として特定しましょう。例えば「自殺者3万人」という必要には私たちは圧倒されるだけです。しかし、長期間鬱で職場を休んでいる知人の必要には、私たちは応答することができるかもしれないのです。

1ステップ目のキーワードは「関心」「観察力」「想像力」です。

関心を持つ

愛することの第一歩は、関心を示すことです。マザー・テレサが言ったように、「愛の反対は憎しみではなく、無関心」です。私たちの社会は愛がない社会と言えるかもしれませんが、もっと的確に表現するならば、無関心な社会と言った方が良いのではないでしょうか?その「無関心」を「関心」に変えていくには、行政や大きなNPO、企業の社会貢献などの取り組みによってよりもむしろ、私たち一人ひとりのような小さな草の根の「愛の種蒔き人」が、周りの人々に関心を持つことのほうが大切なのではないでしょうか?

人間は放っておくと自分のことを考えます。私(筆者:陣内)もそうです。しかし、職場の同僚や上司、家族や親せき、友人とその家族、地域の人々、、、、に関心を抱いてみましょう。最初は難しいかもしれません。でも練習してみましょう。「愛する」ことは、練習に値することではないでしょうか?

注意深く観察する

私たちが周りの人々に関心を抱くことが出来たら、次に、観察力と想像力が必要です。周りの人を良く観察しましょう。普段以上に肩を落としている誰かがいるかもしれません。泣きながらトイレから出てきたクラスメートがいるかもしれません。注意深く観察することで、私たちは必要に対して敏感になることが出来ます。

想像力を働かせる

良く観察することが出来たら、想像力を働かせましょう。 「自分がしてほしいと思うように人にもそのようにしなさい。」というのが「金の掟」です。もし自分がその人の立場だったらどう感じるだろう?どうして欲しいだろう?そのように想像してみてください。そうすることで、特定される必要はさらに明確で的を射たものになっていくでしょう。

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