愛の行動3ステップ

愛の行動を実践して「愛の種まき」を続けよう!

必要に応答するための、最も小さな行動を計画します。

その行動とは、孤独な知人に対して、メールを打つことかも知れません。訪問することかもしれません。食事に誘うことかもしれません。また近所のゴミ拾いをすることが出来るかも知れません。上司の机に花を生けることかもしれません。家族に「ありがとうカード」を書いてみることかもしれません。特定された一つの必要に応答するための愛の行動は無数にあります。

ここでのキーワードは「創造性」「最小」「手帳に書く」です。

クリエイティブであること

創造性(クリエイティビティ)とは、クリエイティブであることを指します。愛する時、私たちはクリエイティブで独創的である必要があります。これまでしたことのないことを「創造」するのです。夫婦の関係が潤いあるものになるために、100通り以上の行動があるかもしれません。クリエイティブな人だけが、それが100通りあることが分かります。またクリエイティブであることは時間やお金がないという「言い訳」から私たちを自由にします。お金や時間がないのではなく、創造力が足りないだけ、ということが多くあります。人は誰しも生まれながらにクリエイティブです。子供たちが書く絵を見ればそれが分かります。しかし大人になるにつれ、私たちは紋切り型の考え方しかしなくなっていくかもしれません。与えられた創造性を発揮して、他者に愛を示す行動を計画しましょう。

最も小さな行動

「最小」も大切なキーワードです。計画する時に、「この必要に応答するために自分に出来る、最も小さな行動は何だろう?」と考えましょう。私たちは大きなことを考え過ぎ、完璧を目指すあまり、結局何もしない、ということがあまりにも多いのではないでしょうか?小さいことを考えましょう。たとえ完璧には見えなくても、計画してみましょう。

具体的にする

創造性を発揮し、必要に応答する小さな「種まき行動」を計画したら、それを手帳に書き込みましょう。このパートは非常に大切です。隣人を愛する行動は、手帳に書かなければ、それを実行する可能性は著しく低いものになってしまいます。それには理由があります。自分が必要を抱えている場合、それに対して何もしなければ困るのは自分ですが、他者の必要に応答しなくても自らは困らないからです。自分の歯が痛くて歯医者にいかなければさらに痛くなりますが、おばあちゃんを歯医者に連れていくのを忘れても自分の歯は痛くなりません。愛の種まきの内容と日付を、具体的に手帳に書いてみましょう。