ご要望に応じた地域変革セミナーを開催しております。
人の話に傾聴する「聞き屋」育成講座
孤独な現代の日本社会に最も必要とされているのは「人の話を聴いてもらう」という体験かもしれません。ところが「ただ黙って人の話を聴く」ということは、簡単なようでいて案外多くの人が出来ていないのではないでしょうか?思い出してみてください。「最後に自分の話をちゃんと聴いてもらった」のはいつでしょうか?
聴くことに特別な資質は要りません。必要なのは「目の前の相手を大切だと思う心」とほんのちょっとの「技術」です。 この「技術」の部分をお手伝いす60分のワークショップ(実演込み)が、「陣内俊の聴き方講座」です。
聞き屋とは?
「聞き屋」とは、「裁かない、教えない、秘密厳守」を原則として
街で人の話を聴くというボランティア活動です。
営利目的でされている方もおられますが、私たちはボランティアで活動しています。理由は「1000円いただくことで、ホームレスのおじさんが来られなくなるのが嫌」だからです。現在は聞き屋を宅配サービスする「訪問聞き屋」も始めました。
(ホームページ:http://ecodakikiya.sp.land.to)
街で人の話を聴く、というボランティアに参加することは誰にでも出来ることではないかもしれませんが、周りの人々の話を聴く技術を身に着け、人に寄り添うことが出来る「歩く聞き屋」として生きることはどんな人にでもできます。「陣内俊の聴き方講座」はそんな「歩く聞き屋」になりたい人を養成する講座でもあります。
聞く技術
「聴くことに関する本」は多数出版されており、その中には共通する概念が多く出てきます。2004年以来「聞き屋」の実践を続け、数多くの人々の話を聴く中で講師が身に着けた、とてもシンプルで今日からできる「聴く技術」を紹介します。
カウンセリングの初歩的な技術です。
話し手:「、、、辛かったんです。」
聞き手:「、、、辛かったんですね。」
話し手の言葉を、聞き手の解釈、批判を一切加えず、繰り返します。簡単なようでいて実は意識しないとできない技術です。相手に「受容」のメッセージを伝えます。まずはここから練習してみましょう。
あいづち上手なすべての人が聞き上手ではありませんが、聞き上手な人は例外なくあいづち上手です。あいづちは、練習することで技術が向上します。意識して練習してみましょう。
話し手は、無意識に核心から話を逸らしたり、話が飛んだりします。質問には、話し手が本当に言いたい核心の部分から話がそれないように軌道修正するのを手伝う役割があります。(例:「さきほどの辛かった過去の話について、よろしければもう少し詳しくお聞かせいただけますか?」など。)
相手の話を自分の言葉で言い換えて繰り返す、という手法です。これをすることで話し手は自分が話していることが相手にきちんと伝わっている、ということが確認でき、安心して続きを話すことが出来ます。
動画
辛子茶屋で行われた、「陣内俊の聴き方講座」の様子をご覧いただけます。
(動画サイトの関係上分割していますが、1~4を通して1講座です。)
聴き方講座1
聴き方講座3
聴き方講座2
聴き方講座4
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詳細、開催に関しましては 下記までお問合わせ下さい。 |
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