イエスの友の輪 信条

このサイトを運営する私たちは以下の7つのことを信じています。

イエスは全被造物の王であると信じます。

わたしは近づいて、彼らにこう言われた。


                    わたしは天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。(マタイ28:18)


                    神は父・子・聖霊の三つの位格を持ち、永遠に存在なさるひとりのお方です。(申命記6:4、ルカ3:21,22)


                    神の子であるイエス・キリストは、王の王、主の主です。(ダニエル7:13-14、エペソ1:20-22、ピリピ2:9-11、黙示録19:16)

私たちは預言者イザヤと共にこのように告白します。


                    その主権は増し加わり、その平和は限りなく、ダビデの王座に着いて、その王国を治め、さばきと正義によってこれを堅く立て、これをささえる。今より、とこしえまで。万軍の主の熱心がこれを成し遂げる。(イザヤ 9:7)

イエスにとって最重要なご計画は、神の国であると信じます。


                    だから、こう祈りなさい。「天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。 御国が来ますように。みこころが天で行なわれるように地でも行なわれますように。」(マタイ 6:9,10)

キリストの目的は「天で行われるように、地上でも」神の国が建て上げられ、拡大されることです。
【創世記12:1-3、マタイ6:9-10、マタイ6:33、マタイ9:35、ルカ4:43、ガラテヤ3:8】

人々が聖書に啓示された神の御心に従って神の前に悔い改め、イエス・キリストに信仰をもって従い、イエス・キリストが主権者として君臨なさるところには、どこにでも、神の国が実現するのです。
【イザヤ9:6-7】

神の国が完全な形で実現されるのは、主が再臨なさるときという未来的なものですが、神の国は現在の世界においても、著しい「癒し」と「回復」をもたらすという希望を提供してくれるものです。
【マタイ13:33、ルカ11:20、ルカ16:16、ルカ22:15-16、黙示録11:15、黙示録21:1-5、23-26】

神の国は、全ての国々が弟子とされる時に実現されると信じます。


                    それゆえ、あなた方は行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。(マタイ28:19)

神の国は、人々が福音を聞き、信仰によってそれを受け入れ、新しく生まれ、内側に刷新と変革(それは「私が教えたすべてのこと」への従順によって現される)を体験することによって拡大するものです。
教会が、生活のすべての側面、また、社会のすべての領域(家庭、地域社会、芸術、科学、メディア、法律、政治、教育、仕事、ビジネスなど)において忠実に神の言葉に従うときに、神の国はその国の文化の中で人々の目に見えるものになっていきます。国々がキリストの弟子とされていくには教会の働きが不可欠です。 【創世記1:26-28、コロサイ1:18】

神の国は、全ての国々が弟子とされる時に実現されると信じます。


                    また、万物を創造された神の中に世々隠されていた奥義を実行に移す務めが何であるかを明らかにするためにほかなりません。これは、今、天にある支配と権威とに対して、教会を通して、神の豊かな知恵が示されるためであって、私たちの主キリスト・イエスにおいて実現された神の永遠のご計画に沿ったことです。(エペソ 3:9-11)


                    神の国が拡大されるために、要としての働きを担うものとして神が第一にお定めになったものが、キリストの体であり、花嫁である教会です(マタイ16:18-19、エペソ1:22-23、エペソ3:8-11)


                    キリストとその御業だけが自分の罪の赦しの唯一の道であると信じ、神の子とされ、そのしるしとして聖霊を受けた人々の集合体が、今の時代における「普遍的な教会」の表現です(エペソ2:14-22、1ペテロ 2:9-10)

「普遍的な教会」の具体的な表れは、世界中で地域に根ざした働きをしている「地域教会」です。地域教会は、信徒たちが礼拝のために定期的に集まり、交わりをなし、聖書から教えられ、訓練され、奉仕のために整えられ、派遣される場です。地域教会はキリストの体を受肉して生きるように召されているのです。教会がそのかしらなるお方に従うとき、教会の地域への奉仕の働きによって、神の国のメッセージが信頼されるものとなるのです。

地域教会がその信徒たちを社会のすべての領域に送り出すことによって国々は弟子とされていくのです。これらの信徒たちが、自分に与えられた技術や賜物を用いて他者に奉仕するとき、彼らは「変革の使者」となって生きることになります。それぞれの置かれた領域において、自分のライフスタイル(生き方)を通して、また、神の国の実現という意図を持って愛の行動を行うことを通して、キリストの支配が確立されていきます【エペソ4:11-13】

5.教会の働きはホーリスティックであるべきだと信じます。


                    なぜなら、神はみこころによって、満ち満ちた神の本質を御子のうちに宿らせ、その十字架の血によって平和をつくり、御子によって万物をご自身と和解させて下さったからです。地にあるものも天にあるものも、ただ御子によって和解させて下さったのです。

神はすべてものの主です。ですから、神の購いの計画は包括的なものです。キリストの流された血によって、神はすべてのものに癒しと回復をもたらそうとしておられるのです。(創世記1:31、ローマ8:18-23、コロサイ1:18-20)地域教会が、被造物すべてに及ぶ包括的な購いの計画を反映させた働きをするとき、この地に神の国が拡大します。【マタイ4:23、ルカ4:18-21】

それゆえ、域教会の働きはホーリスティックである必要があるのです。教会の働きは、人間の全ての領域(霊的、身体的、社会的側面)に対する奉仕でなければならないのです。さらに、教会の働きは人々の神との関係、他者との関係、そして被造物との関係を包含するものでもあります。

私たちの村の村長がキリストならば、私たちの村に何が起こるだろうか?もしキリストが我々の町の町長なら、町はどうなるだろうか?もしもキリストが私たちの国の王様、大統領、総理大臣なら、私たちの国はどう変わるだろうか?そのような質問に対する答えが、地域教会の働きを方向付けるものであるべきなのです。

6.教会の働きは受肉的なものであるべきだと信じます。

「彼らをこの世から取り去ってくださるようにというのではなく、悪い者から守ってくださるようにお願いします。わたしがこの世のものでないように、彼らもこの世のものではありません。真理によって彼らを聖め別ってください。あなたのみことばは真理です。あなたがわたしを世に遣わされたように、わたしも彼らを世に遣わしました。わたしは、彼らのため、わたし自身を聖め別ちます。彼ら自身も真理によって聖め別たれるためです。
【ヨハネ 17:15-19】

神であるイエス様が人間の肉体をまとった存在であったのと同様に、教会はキリストの体です。教会が傷ついたこの世界に対しての働きかけをするとき、教会はこのキリストを具現化するのです。
【ヨハネ1:14、ローマ13:14、エペソ5:1、ピリピ2::5-8】

教会は世界に見られている存在ですが、教会の働きの中に、キリストの憐れみ、愛、犠牲的な奉仕、そしてへりくだった従順が、はっきりと反映されている必要があります。神は、父、子、聖霊という三つの人格の親しい交わりの共同体としてご自分を啓示なさいました。ですから、教会が受肉的な共同体の中で神の国のライフスタイルを生きるときに、この神の本質と性質とがよりはっきりと証しされるのです。【エペソ4:11-13】

7.教会は聖書的な世界観に立って、主体的に地域社会に働きかけていくべきであると信じます。


                    御子は、見えない神のかたちであり、造られたすべてのものより先に生まれた方です。なぜなら、万物は御子にあって造られたからです。天にあるもの、地にあるもの、見えるもの、また見えないもの、王座も主権も支配も権威も、すべて御子によって造られたのです。万物は、御子によって造られ、御子のために造られたのです。 御子は、万物よりも先に存在し、万物は御子にあって成り立っています。また、御子はそのからだである教会のかしらです。御子は初めであり、死者の中から最初に生まれた方です。こうして、ご自身がすべてのことにおいて、第一のものとなられたのです。(コロサイ 1:15-18)

聖書は神の霊感を受けた、誤りのない、力強い、権威ある「神の言葉」です 。【ヨハネ17:17、Ⅱテモテ3:16-17】

聖書は、究極の現実は何なのか、悪の起源はどこにあるのか、物理的な宇宙の起源と本質はどのようなものなのか、人間の生きる意味と目的は何か、そして歴史はどこに向かっているのかなどなどに関して、神が全ての民族に対して教えてくださる包括的な世界観・真理を提示してくれます。キリストの弟子である者たちは、聖書的世界観によって変革される必要があります。偽りの世界観 (個人と国々を自分の奴隷としておくために、サタンが利用する歪められた真実)を積極的に捨て去ることによって心を一新しなければなりません。
【マタイ22:37、ローマ1:18-23、ローマ12:2、Ⅱコリント10:3-6、コロサイ 2:6-8、Ⅰペテロ1:13】

国々が弟子化されるためには、キリストに従う者たちが自分の生活の全ての領域を聖書的世界観によって照らしていただき、それを社会の全ての領域に運び届けることが必要なのです。
【イザヤ11:9、マタイ28:18-20、ヨハネ8:31-32】