世界

FVIとの協力関係の中で、海外パートナー団体が行っているプロジェクトをご紹介します。

003 西アフリカ ガーナ

からし種エージェントによるエージェント増殖と地域変革 西アフリカ ガーナ ガーナの芯の発展のために、「小さな愛の行動」を習慣とする仲間づくりを広めるクリスさん

2014年9月報告 「からし種プロジェクト」報告

3月の話し合いの結果、2014年度は主とアクラのグループでは、小さなお店などの事業をするメンバーで資金繰りが厳しくなった20人に、日本の皆様からのからし種資金を分配することになりました。このおかげで、以前より事業がうまくいくようになり、困難を覚える近隣の人々を手助けしているというその後の報告が届きましたので、お伝えします。

ケイト・アピアさん

「からし種成長クラブ」のメンバーとして、いつも希望のない人たちに希望を提供することが私の役目だと思っています。さまざまな人が行きかう当会の一角で、私は小さな食堂を経営しています。今回、そのための支援資金を提供してもらいました。どのように町の人々に仕えることができるだろうと祈っていたところ、ある日、食堂の近くの市場で寝込んでいる女性に出会いました。彼女は明らかに仕事を失ったばかりのようでした。

 私を造ってくださった方がどれほど私を愛してくださっているか毎週、聞いているので、その愛を分かち合いたいと勇気を奮って彼女に近づきました。
「もし仕事が必要でしたら、私のところで働きませんか。」
彼女はうれしそうにうなずきました。今、彼女は元気に働き始めています。このように必要を覚える人に私が仕える機会をもらって本当に感謝しています。

ジョセフ・ギリさん

今回、日本の友の皆さんが協力してくださったことを伺い、とても励まされました。私は理髪師をしていますので、ぜひ、このからし種資金で周りの必要のある人たちを支えたいと思いました。

 この資金は、ちょうど私が店に電気を引いて店を拡張できたらと思っていたときに提供されました。そこで店に電気を引いて拡張することができました。そして、私は以前、ボランティアで理髪師訓練をしたのですが、その中で就職先が見つからなかった二人の若者を雇うことができました。仕事も順調です。心から感謝いたします。

ケイト・アピアさん

先日、私が経営している小さな食料品の店に日本の皆様からからし種資金を提供してもらいました。その後、経営がだいぶよくなり利益も出るようになりました。

 8月のある日、実家に戻る途中の道で、病気でぼんやりと座っている男の子を見つけました。お金がなくて病院にいくことができなかったのです。日本の皆様からの資金提供を受ける前は、私にはとてもこの子を助ける経済的余裕はなかったのですが、利益がでるまでになっていたので、早速、国の健康保険制度にこの子を登録しました。そして、初回の1,600円ほどの治療費を支払ってあげることができました。

セシリア・ラルテイさん

彼女は首都アクラの郊外の道端で、自前のお粥とパンを販売していました。日本からの資金の分配のおかげでドーナッツや豆製ケーキも加えることができるようになり、以前より多くのお客さんが集まるようになり、朝の10時にはすべて売切れるまでになりました。

 残った時間をどうしようかと考えたとき、良いアイディアが与えられ、午後にはガーナのお菓子のケンキーを作ることにしました。そのために、もう一人、仕事を捜していた女性を雇うことにしました。この利益で、今は息子をコンピューター学校に入学させることができています。