大人になってエチオピアに行けるようになったら、どこを訪れたら良いですか?

エチオピアには大自然と長い歴史の中ではぐくまれた豊かな文化があるので、たねこちゃんに訪れてほしいおすすめの場所がたくさんあります!

今日は、私が行ったことがある2か所を紹介しますね。自然と文化それぞれで世界遺産にも登録されている場所です。

自然では、首都のアジスアベバから北へ約500キロメートル離れたところにあるバハルダールという地域にある青ナイルの滝をぜひ見に行ってみてください。

青ナイルの滝

青ナイルとは川の名前で、バハルダールにあるタナ湖という名前の大きな湖から北へ向かって流れている大きな川です。エチオピアの隣の国、スーダンの首都ハルツームで白ナイル川と合流して一つの「ナイル川」になり、そのままさらに北へ流れてエジプトのアレキサンドリアから地中海へと流れていきます。

ナイル川の長さは6,695キロメートルもあって、世界で一番長い川なんです。

青ナイルの滝を見るためには、山道をハイキングしたりボートで川をわたったりもするので、体力もつけておいてね!迫力のある大きな滝と雄大な大自然を見ることができた時には私はとても感動しました。

滝に繋がる川と向かう途中の山道

そして一緒にタナ湖にも訪れてほしいです。タナ湖の中にはなんと37個の小さな島があって、それぞれ人が住んでいたり教会があったりします。電動ボートで島をめぐることができます。

タナ湖
タナ湖の中にある島めぐり

文化では、ラリベラの岩くつ教会群へ行くのをおすすめします。

バハルダールから約300キロメートル東へ向かっていくとラリベラという地域があります。そこにあるエチオピア正教の教会堂は12世紀末~13世紀に、当時の王様だったラリベラ王の命令によって、岩を掘ってつくられた貴重な建物です。

教会堂が11つと他にもいくつか造られたものがあるのですが、今もエチオピア正教の信徒が礼拝するときに使っていてたくさんの人たちが集まります。

それぞれ歴史と意味があるので、ガイドさんに説明してもらうと勉強になります。
自然が豊かな場所なので、夜は星がとてもきれいに見えますよ!

ラリベラの岩くつ教会のひとつ
教会は岩をほってつくられています

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